明けましておめでとうございます。
スタッフの鍋倉です。
新年早々、物騒なタイトルですが、実はこういうタイトルの本が実際あるんですよ。
それがこちら
つり人社から出ていて、現在5巻まであります。
もちろん、私も長年釣りをやってきているので何回か、
こういう経験はあります。
たとえば
【ジムニー、前輪橋げた落下事件】
ずいぶん前になりますが、7月下旬にいつも通い慣れている
渓流に出かけた時のこと。
山深い最後の集落を走り抜け、舗装から砂利道へと入っていきます。
しばらくすると、カーブがありその終点に車1台分の幅の丸太でできた橋が
現れます。幾度となく通っているので慣れているのですが、その日に限って
アブが1匹、窓から入ってきました。
そちらへ気を取られていると、目の前にカーブが・・・・
ブレーキが間に合わず、そのまま砂利道をすべって、直進!
スピードが出ていなかったので、川へ転落はまぬがれたのですが、
丸太の橋から、ジムニーの前輪が落下。バランスを崩すとそのまま落下しそうな状態。
とりあえず運転席から脱出しなければと思い、そーっと降りました。
車は揺れていますが、バランスを保った状態。
命拾いはしたものの、どうすればいんだと途方にくれました。
とりあえず、最後の集落まで助けを呼びに行こうと思い歩きはじめました。
しばらく行くとおばあちゃんの乗ったバイクと遭遇。この方、私が行こうとしている
集落の区長さんで助けを求めると、
「おらじゃどうにもならんがね、クレーンとか呼んでくれ!」
というお言葉。そらそーだよね!!!と思いながら、また歩きはじめました。
集落に入ると集会所が見えてきて、なんとその前にパジェロが止まっているではありませんか!
車体には、〇〇営林署の文字が・・・・ これはと思い、集会所に入っていくと営林署の職員の方が休憩していました。
事情を説明して「パジェロで牽引してもらえませんか?」と頼むと
「まあ言ってみるべ」ということで、私も同乗して、現場へ。
「よう落ちんかったね~、引っ張ってみるか」とのお言葉。
ありがたい。涙が出そうになりました。
車と車をロープで結び、牽引開始、何度かトライした結果、ジムニーの前輪が橋に乗っかり
無事脱出成功!実は川から飛び出た倒木があり、それでジムニーは橋に引っかかったようです。
その時乗っていたジムニーには、フロントガード(倒木などからエンジンを守るアルミ製のもの)がついて
いてそれに刺さっていました。営林署の方たちも、「これがなかったらエンジン直撃してたね~」と。
なんかお礼をしなくちゃいけないと思い「お名前と住所を教えていただけませんか」と言ったところ
「そんなこと(お礼)しなくてもいいがね。気を負付けて帰りなせ」なんといい方たちなんでしょう。
私は感動して、その場を後にしました。
この件以来、その橋を通って、山奥へ行くことは、封印しました。
まだまだ、いろんな目に会っていますが、今日はここまでで。
今年もケガなく、釣りやキャンプができますように
それではまた。